厳 冬
朝倉山を後に、雪の急斜面を登り切って稜線に出た。南宮山山頂はこの稜線の先にある。ガスが流れる雪の稜線は凍り付き、静粛の中、雪を踏む音だけが響く。時折強い風が吹き抜けるが、木々は微動だにしない。モノクロの写真の中を歩いているのか。厳冬の今、山が静かに眠っている。 キャノン EOS-M EF-M 22mm 2025.1.13
写真リストへ